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花和尚 魯智深
歩兵軍の頭領で第十三位の好漢。本名は魯達(ろたつ)。智深は法名。六十二斤の禅杖(ぜんじょう)を使う荒法師で、あだ名の「花」とは刺青のこと。元は渭州経略府(いしゅうけいりゃくふ)の提轄(ていか)だが、街の権力者を撲り殺し、追及から逃れるために出家した。しかし、その後も義侠心から様々な事件に巻き込まれ、ついに二竜山(にりゅうざん)で楊志や武松と共に山賊の頭領となる。青州戦(せいしゅうせん)の際に梁山泊に合流し、方臓の乱平定後、杭州の六和寺(うくわじ)で銭塘江(せんとうこう)の大海嘯(だいかいしょう)を聞きながら悠然と息をひきとった。
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