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操刀鬼曹正

曹 正(そう せい)は、中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』に出てくる登場人物。梁山泊第八十一位の好漢で、地稽星の生まれ変わり。渾名は操刀鬼(そうとうき)で、代々肉屋の生まれであり、その包丁捌きが見事なことに由来する。元々は東京開封府に住んでおり、山東へ商売に出かけたが失敗し、黄泥岡から半日ばかりのところで居酒屋を経営することになった。八十万禁軍の武芸師範だった林冲から武芸を学んだことがあり、武術の腕はそれなりにあった。
梁山泊入山後は、家畜の屠殺担当管理者となる。その後は、前線に出ることは少なかったが、北京攻めに参加している。朝廷招安後は遼国戦、田虎、王慶討伐に参加したが、方臘討伐の宣州攻めで毒矢に当たり戦死する。

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